悪性胸膜中皮腫で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
基本的には症状を和らげる緩和療法に移行します。
標準的な薬剤治療で効果がみられない場合には、基本的に症状を緩和するための治療に専念してQOL(quality of life:生活の質)を維持することがすすめられます。具体的には、胸水を抜いて呼吸を楽にしたり、放射線や薬を使って痛みを和らげたりといったことが挙げられます。
治療を続けたい場合、遺伝子パネル検査(がんに関連する遺伝子異常を複数調べることができる検査)を行い、がんの特徴に応じた別の治験薬がないかを調べることも選択肢のひとつです。体の状態も含めて、主治医と治療方針について十分に相談することが重要です。
標準的な薬剤治療について詳しくは以下を参照ください。
公開日:
最終更新日:
東北大学病院腫瘍内科 腫瘍内科
梅垣 翔 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
𝕏ユビー病気のQ&A
治療が必要な患者様へのお願い
悪性胸膜中皮腫
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。