短指症のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

【短指症の定義と自己評価の限界】

短指症(Brachydactyly)は、手や足の指の骨、あるいは中手骨(手のひらの骨)が、短くなったり、欠損したり、変形したりする症状の総称です。外見上、指の短縮に「気づく」ことは可能ですが、それが短指症のどのタイプ(A~E型など)に該当するかを自己判断で正確に特定することはできません。

【セルフチェックで確認できる目安】

自分で指を観察する際に、以下のような外見的な特徴に気づく場合があります。

  • 指の短さ: 手や足の指が他の人より明らかに短い。
  • 小指のシワ: 短指症の一部のタイプでは、小指の真ん中の骨(中節骨)が短い、あるいは欠けているために、指を曲げた時にできるシワ(屈曲線)が一本しかないことがあります。
  • 親指の形: 親指の先端の骨だけが短くなるタイプもあります。

【専門的な診断方法】

短指症であるか、またその正確な病型を判断するためには、専門の医師による診断が必要です。診断の決め手となるのは以下の検査です。

  1. 臨床的評価: 患部の外見の確認と、身体全体の評価。
  2. 放射線学的評価(X線検査): 最も重要であり、手足のX線写真を撮ることで、どの骨(中節骨、中手骨、末節骨など)が短縮、欠損、または癒合(くっついていること)しているかを明確に確認できます。

自己観察はあくまで症状に気づくきっかけとし、正確な状態を知るには専門医の診察を受けてください。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、短指症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

ユビーAIパートナーユビーAIパートナーに聞いてみよう

短指症について、特に知りたいことは何ですか?

利用規約プライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。

関連する病気と症状

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

短指症

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

公開日

最終更新日

日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
医療AIに不調を相談

医療AIパートナー ユビー

24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです

無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。