短指症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
短指症が疑われる場合、正確な診断と全身評価のため、専門の医療機関を受診してください。
【受診が必要な理由】
短指症(手や足の指が短い、または変形している状態)が疑われる場合は、その原因や状態を正しく把握し、将来的な対応を検討するために、専門医による包括的な評価が必要です。
【診断と評価の流れ】
診断は主に、臨床的な診察とX線(レントゲン)検査に依存します。
- 骨の状態の把握:X線検査で、手足の骨(指の骨や中手骨・中足骨)の短縮、変形、または欠損のパターンを詳しく特定します。
- 全身的な評価:短指症が手足だけの「孤立型」か、全身の他の症状を伴う「症候群型」かを確認するため、全身の健康状態も評価します。症候群型の場合は、関連する症状に応じた追加の検査が必要です。
【その後の管理と相談】
- 機能の改善:短指症が手の機能に影響する場合、リハビリテーション(理学療法・作業療法)や、希望に応じて形成外科手術が検討されます。
短指症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Samia A Temtamy et al. Brachydactyly. Orphanet J Rare Dis. 2008, , doi: 10.1186/1750-1172-3-15.
S Mundlos. The brachydactylies: a molecular disease family. Clin Genet. 2009, 76, 123-36.
Steve J Kempton et al. A systematic review of distraction osteogenesis in hand surgery: what are the benefits, complication rates, and duration of treatment?. Plast Reconstr Surg. 2014, 133, 1120-1130..
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
短指症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです