乳がんの血液検査で白血球の数値は関係ありますか？

白血球の数値だけで乳がんかどうか診断することはできません。しかし、薬物療法の投与に関係することがあります。

血液検査で、白血球の数値を含めて異常が見られなかった場合でも、乳がんの可能性は否定できません。乳がんを確定診断するためには、主にマンモグラフィや超音波、MRIなどの画像検査、病理検査が不可欠です。もし血液検査で白血球に異常があっても、乳がんと関係あるとは限りません。

一方で、薬物治療の際は、使う薬の種類によっては、徐々に好中球が低下するため、血液検査で白血球の一種である好中球の数値を調べます。好中球が基準値に満たない場合は、投与計画を変更して対処するため、白血球の数値は関係あると言えるでしょう。