乳がんの種類と、その悪性度を教えてください。
非浸潤がん、微小浸潤がん、浸潤がん、Paget病です。悪性度は細胞の異常度で判断されます。
乳がんの主な種類は、非浸潤がん、微小浸潤がん、浸潤がん、Paget病です。採取された組織や細胞を染色し、顕微鏡で観察する「病理検査」によって分類されています。
非浸潤がんは乳管がんと小葉がんに、浸潤がんは浸潤性乳管がんと特殊型がんに分かれます。特殊型がんは、浸潤がんの1~2割程度という報告があります。
また、悪性度とは、顕微鏡でがん細胞を診た時の形から判断されるものです。正常な細胞とどの程度異なった細胞があるかを示します。悪性度が高いとがん細胞が増えやすく、転移・再発のリスクが高くなると言われています。
乳がんの種類とは関係なく、個々の乳がんがグレード1~3の3段階に分けられます。悪性度が高いほど3に近づき、治療の選択や余命に関係する因子として重要です。
公開日:
最終更新日:
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
乳がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。