トリプルネガティブ乳がんの抗がん剤治療は、卵巣機能にどのような影響を与えますか?
抗がん剤で卵巣機能が低下することがあります。妊娠を望む場合は早めに主治医へ相談しましょう。
抗がん剤で卵巣機能が低下することがあります。トリプルネガティブ乳がん(TNBC)で標準的に使われるアンスラサイクリン系+タキサン系の抗がん剤は、卵巣の卵子が入っている「卵胞」にダメージを与え、月経不順・無月経や早期閉経のリスクを高めることが知られています。若いほど回復しやすく、月経が再開して妊娠できる人もいますが、年齢が高いほど卵巣機能が戻らない可能性が上がります。
また、TNBCでは再発リスクが高い症例ほど、カペシタビンやPARP阻害薬、免疫チェックポイント阻害薬など、追加の内服薬や点滴が使われることがあり、これらの長期的な妊孕性への影響はまだ十分わかっていません。 将来妊娠を希望する場合は、治療開始前に卵子・受精卵・卵巣組織の凍結など妊孕性温存を検討し、乳腺外科と生殖医療専門医の両方に相談することが勧められます。
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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