乳がんのMRI検査にデメリットはありますか？

乳がんのMRI検査には、メリット・デメリットどちらもあります。以下で、主に考えられるデメリットをご紹介します。

• 造影剤で副作用が起こる可能性がある
• 特に閉所恐怖症の方は、MRI特有の狭い空間や大きな音を苦痛に感じやすい。
• 基本的に他の画像検査よりも費用が高めになる。

などのデメリットが考えられます。

造影剤についてですが、ごくまれに造影MRIを撮影する際に使われるガドリニウム造影剤による副作用が起こる可能性があります。具体的には吐き気や発疹などの軽い症状が約1,000人に1人以下、呼吸困難や意識障害などの重い症状は約1.9万人に1人の割合で起こるとされています。

その他、腎機能が低下している方や造影剤アレルギーの既往がある方も注意が必要です。検査前に注意事項をよく確認し、不安なことは事前に解決できるようにしましょう。