腹腔内膿瘍
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腹腔内膿瘍は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
感染が拡大しないように抗菌薬を使用します。それに伴い、胃のムカつきや下痢、アレルギー反応を起こすこともあります。
腹腔内膿瘍はお腹の中に膿がたまっている状況なので、大切なのは、原因臓器の特定とそれに対する治療、膿を体外に出す治療を行うことです。しかし、実際には細菌の感染のために、抗菌薬を併用することがほとんどです。
抗菌薬の使用に際しては、薬剤アレルギーや、腸内細菌叢(腸内の壁に張り付いている細菌の集まりのこと)の変化による下痢が起こり得ることがあります。また、長期にわたって強い抗菌薬を使用することで、薬に対して耐性ができてしまい、薬の効果が得られなくなる可能性があります。
(参考文献)
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