腹腔内膿瘍の末期症状はどのようなものがありますか?
腹腔内膿瘍は進行すると血圧低下や意識障害といった全身症状を引き起こすことがあります。
腹腔内膿瘍は進行すると血圧低下や意識障害といった全身症状を引き起こすことがあります。
腹腔内膿瘍とは、お腹の中に何らかの原因で、細菌感染により膿のかたまりができることです。
免疫力の低下した、高齢の方や糖尿病の患者さんに多いと言われています。
症状としては、発熱や腰痛といったものが挙げられます。
腹腔内膿瘍は治療が難しく、抗生物質の治療のみでは十分な治療効果が得られない場合があります。
病気が進行すると重症の細菌感染症となり、全身の臓器に障害が生じます。
血圧低下や意識障害、尿量の低下といった症状は、病気が進行し臓器障害が出てきていることを示唆します。
このような状況では病気は命に関わる場合があり、時に集中的な治療を要します。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
Parswa Ansari et al.“腹腔内膿瘍”.MSDマニュアル.https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/01-%E6%B6%88%E5%8C%96%E7%AE%A1%E7%96%BE%E6%82%A3/%E6%80%A5%E6%80%A7%E8%85%B9%E7%97%87%E3%81%A8%E6%B6%88%E5%8C%96%E5%99%A8%E5%A4%96%E7%A7%91/%E8%85%B9%E8%85%94%E5%86%85%E8%86%BF%E7%98%8D,(参照 2025-04-16).
幕内 雅敏ほか. 今日の消化器疾患治療指針 第3版. 医学書院. 2010
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