肺血栓塞栓症の余命はどれくらいですか?
未治療では死亡する確率が30%と非常にが高いです。
肺血栓塞栓症の余命は、早期治療の有無や重症度によって大きく異なりますが、適切な治療を受ければ助かる可能性が高くなります。
未治療では死亡する確率が30%と非常に高く、早期の適切な治療を受けることで、死亡する確率は10%程度まで低下します。
近年では治療法や検査法の進歩に伴い、昔よりは助かる確率が改善しています。最近の日本の報告では、症状が軽い~中程度では90日時点の死亡する確率は約8%ですが、症状が重い場合では約30%と死亡する確率が非常に高いです。
死亡に至るような症状が重い場合では、75%は1時間以内、25%が48時間以内に死亡していたとする報告もあり、早めに死亡することが非常に多いことがわかっています。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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