肺血栓塞栓症の末期症状はどのようなものがありますか?
末期には呼吸や血液の循環に大きな障害が引き起こされます。
末期になると呼吸困難や循環の障害が進行し、ショック状態や意識障害となり、最終的に死に至ります。
肺血栓塞栓症では、肺動脈(心臓から肺に血液を送る血管)に血の塊(血栓)が詰まってしまう病気です。
大きな血栓が詰まったり、広い範囲の血管が詰まった場合、治療がうまくいかなかった場合、血液が固まりやすいような状態が改善しない場合には、末期状態に陥ることがあります。
その場合には、以下のような症状が現れます。
- 呼吸の障害:広い範囲の肺の組織が障害を受け、うまく酸素が取り込めなくなり、呼吸状態が悪くなります。
- 血液の循環の障害:血液に酸素を取り込めなくなるため、全身の臓器へ血液を介して酸素を届けることができなくなり、全身の臓器障害が引き起こされます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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