多発性骨髄腫の余命はどれくらいですか?
診断時の状況によってさまざまです。国の統計では平均的に診断されてから5年間で約50%の人が亡くなることがわかっています。
診断時の症状や合併症の有無、また、年齢やほかの病気との兼ね合い、治療への反応性など状況によってさまざまです。一概に余命を推測するのは難しいですが、多くの場合で年単位の余命が見込まれると思います。
なお、余命を判断するひとつの指標として、多発性骨髄腫のリスク分類(病気の悪さを表す指標)があります。このリスク分類は、採血での血清ミクログロブリン、LDH、アルブミンの値およびdel(17p)、t(4;14) 、t(14;16) などの特殊な染色体異常の有無によって行われます。
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最終更新日:
亀田総合病院 腫瘍内科
瀬口 京介 監修
(参考文献)
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