肝性脳症を放置するとどうなりますか?
肝性脳症を放置して悪化すると、いずれ深い昏睡状態になります。最悪の場合、死亡する可能性があります。
肝性脳症は、肝臓の機能が低下することで、アンモニアなどの有害な物質が血液中にたまり、脳の働きに影響を与える病気です。
肝性脳症の初期には、次のような些細な変化がみられることがあります。
- 昼夜逆転など、睡眠リズムが乱れる
- 理由のない不安や、反対に過度な高揚感が起きる
- だらしない行動が目立つようになる
肝性脳症が悪化すると、次のような症状が現れることがあります。
- 興奮したり、せん妄(幻覚・錯乱)状態になる
- 意識がもうろうとする
- 刺激にも反応しない深い昏睡状態になる
- 最悪の場合、命に関わる重篤な状態になる
肝性脳症を発症した場合は放置せず、すぐに病院を受診しましょう。
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
肝性脳症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ