肝性脳症のチャイルド分類(Child-Pugh分類)とはなんですか?
Child-Pugh分類とは、肝硬変の重症度を評価する指標です。肝性脳症を含む5つの項目があります。
Child-Pugh(チャイルド・ピュー)分類は、肝硬変の進行度を評価する指標であり、肝臓の機能がどの程度保たれているかを示します。
Child-Pugh分類では、以下の5項目を用いて合計点を算出します。
- 肝性脳症
- 腹水
- 血清ビリルビン値
- 血清アルブミン値
- プロトロンビン活性値(肝機能を示す血液検査の指標)
これらは、診察・血液検査・画像検査などで評価します。
そして、合計点数(5~15点)に応じて、以下のように分類されます。
- 5~6点:Child-Pugh A
- 7~9点:Child-Pugh B
- 10~15点:Child-Pugh C
スコアがAからCに進むにつれて、肝硬変は進行しており、肝臓の機能は低下しています。
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
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