肝性脳症の終末期の症状には、どのようなものがありますか?
肝性脳症の症状が最も進行すると、深い昏睡状態となり、痛みなどの刺激にも反応しなくなります。
肝性脳症の症状は主に4段階に分類されます。(West Haven Criteriaと言います)
その最終段階である4段階目の症状として、終末期には痛みにも全く反応しない昏睡状態となります。
また、症状は徐々に進行していくため、その前段階として日中でも眠ったような状態になったり、人や時間、場所がわからなくなったり、錯乱状態になります。
これらの症状が現れた場合には早急な対応が必要になるため、救急での受診が必要です。
公開日:
最終更新日:
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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