色弱で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
色弱で薬が効かない場合は、見え方を補う工夫やサポートを活用することができます。
色覚異常で薬が効かない場合は、無理に薬で治そうとせず、見え方を補う工夫やサポートを活用することが大切です。先天性の色弱は遺伝によるもので、現時点では薬で改善する方法はありません。
そのため、次のような方法で生活上の不便を軽減することができます。
色補正メガネ(カラーフィルターレンズ)の使用
特定の波長の光を調整し、色の差を感じやすくします。完全に治すものではありませんが、色の識別がしやすくなることがあります。
日常生活での工夫
信号や地図などは、色以外の形や位置で区別するようにし、ラベルやマークを活用するなどの工夫が有効です。
職場・学校での配慮
必要に応じて、色の使い方を工夫してもらうことで誤認を防ぐことができます。
一方、後天的な色覚異常で薬の効果がない場合は、他の疾患(視神経や網膜の障害など)が進行していないかを確認することが重要です。症状が変化している場合は、再度眼科で詳しく検査を受けるようにしましょう。
色弱について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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