【画像で解説】色弱は遺伝する病気?赤色系統の見え方はどうなる?
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色弱の場合、赤色系統の見え方はどうなりますか?
色弱の場合、赤色系統の見え方はどうなりますか?
赤色が本来の鮮やかさを失い、茶色・黒・灰色がかった色として見えることがあります。
色弱の場合、赤色の見え方はタイプによって異なりますが、特に多い赤緑色覚異常(赤と緑の識別が難しいタイプ)では、赤色が本来の鮮やかさを失い、茶色・黒・灰色がかった色として見えることがあります。
たとえば、赤い花や信号の赤が暗くくすんで見えたり、緑や茶色と区別がつきにくく感じたりします。赤い果物(リンゴやイチゴ)や肉の焼き加減なども、正常な色覚の人とは異なる色合いに見えることがあります。このタイプの中でも、赤の感受性が弱い「1型」では、赤が特に暗く見えやすく、光の強さによって赤と黒の区別が難しくなることがあります。
一方、緑の感受性が弱い「2型」では、赤と緑の明るさの違いは比較的保たれるものの、色味が似て見える傾向があります。このように、赤色はくすんだり暗く見えたりして、緑や茶色との区別が曖昧になるのが特徴ですが、個人差も大きく、照明や背景の影響でも見え方は変化します。
(参考文献)
色弱は遺伝する病気なのですか?
色弱は遺伝する病気なのですか?
はい、色弱の多くは遺伝によるものです。
はい、色覚異常の多くは遺伝によるものです。特に「赤緑色弱」は、X染色体にある遺伝子の異常が原因で起こるため、X連鎖劣性遺伝という形式をとります。人間は、男性がXY、女性がXXという性染色体を持っています。男性はX染色体を1本しか持たないため、そのX染色体に色覚異常の遺伝子があると、色弱を発症します。
一方、女性はX染色体を2本持っているため、片方の遺伝子に異常があっても、もう一方が正常に働くことで発症しにくく、保因者となることが多いです。そのため、色弱は男性に多く、女性ではまれです。また、青黄色覚異常や全色盲などのタイプは、別の染色体上の遺伝子変異で起こることがあり、遺伝形式が異なる場合もあります。
一方、病気や外傷、薬の副作用などによって後から生じる「後天性の色弱」もあり、こちらは遺伝とは関係ありません。このように、色弱の多くは遺伝的な要因で生まれつき決まっていますが、進行することはなく、生活上の工夫で十分に対応できます。
(参考文献)
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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