色弱の原因は何がありますか?
色弱の原因は遺伝や眼の病期に伴って起こることがあります。
色弱の原因は、大きく分けて先天性(生まれつき)と後天性(生後に発症するもの)の2つがあります。
最も多いのは先天性の色弱で、遺伝によって網膜にある錐体細胞の一部の機能が弱まっていることが原因です。特に赤や緑を感じる錐体の遺伝子はX染色体上にあるため、男性に多く発症します(X連鎖劣性遺伝)。このタイプは生まれつきであり、時間の経過によって進行したり治ったりすることはほとんどありません。
一方、後天性の色弱は、病気や外傷、薬の副作用などによって後から色の感じ方に異常が生じるものです。代表的な原因としては、視神経炎、緑内障、網膜色素変性、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などの眼の病気が挙げられます。また、脳の視覚野の障害(脳梗塞や頭部外傷など)や、一部の薬剤・化学物質による影響でも起こることがあります。
このように、色弱の多くは遺伝的な要因によりますが、後天的な病気や障害が原因となる場合もあるため、急に色の見え方が変わったときは早めに眼科を受診することが大切です。
色弱について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
色弱
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです