色弱の場合、主にどのような治療をしますか?
色弱の治療は、根本的に治す治療法は現時点ではありません
色弱の治療は、その原因によって異なりますが、先天性の色弱の場合は遺伝的要因によるため、根本的に治す治療法は現時点では存在しません。ただし、進行することはなく、日常生活での工夫や補助具の使用によって、見えにくさを軽減することが可能です。
一方、後天性の色弱の場合は、原因となる病気の治療が中心となります。たとえば、視神経炎や緑内障、網膜疾患などがある場合は、それぞれの病気を適切に治療することで、色の見え方が改善する可能性があります。薬剤や化学物質による影響が疑われる場合は、その使用を中止・変更することも重要です。
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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