深部静脈血栓症の安静期間はどれくらいですか?
発症早期から、過度のベット上安静を避け、早期の離床・歩行が推奨されます。
適切な抗凝固治療を行っていれば、過度のベッド上安静は避け、早い段階でベッドを離れ、歩行することが推奨されます。
一昔前は、発症早期の歩行は血栓を動かしやすくなり、肺血栓塞栓症を引き起こすリスクとなるとされていましたが、最近では適切な抗凝固療法を開始後、早めにベッド上の安静を終了することが推奨されています。
一方で、不安定な血栓がある(浮遊している血栓など)、下肢の疼痛が強い、全身の呼吸や血流の状態が悪い、といった状態では、状態が安定し、不安定な血栓が消失してからの歩行開始を検討するなど、慎重に検討することが必要です。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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