深部静脈血栓症の検査方法を教えてください。
血液検査や超音波検査、CT検査などの画像検査を行うことで診断されます。
深部静脈血栓症の診断時に行われる検査としては、以下のようなものがあります。
血液検査
Dダイマーは血栓症で上昇する血液検査項目です。
ほかの病態でも上昇することがあるため、これだけで診断を確定することはできませんが、上昇していない場合には深部静脈血栓症の可能性が低く、除外診断に有用です。
下肢静脈超音波検査
体に痛みなどの負担をかけずに行える検査のため、広く用いられている検査です。
ただ、体の表面からの超音波検査では見えにくい部分もあり、精度はCTなどに比べると低く、症状がある場合には73%、無症状者では53%程度とされています。
CT
高い精度で血栓症の診断を評価することが可能であり、深部静脈血栓症の診断精度は90~100%と非常に高いです。
しかし、実施できる医療機関は限られており、どこでもできる検査ではありません。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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