深部静脈血栓症のDダイマーとは?高いとどうなる?下げるにはどんな薬を使う?

監修医師小鷹 悠二循環器内科 / おだかクリニック

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深部静脈血栓症のDダイマーが高いとどうなりますか?

Dダイマーが高いと深部静脈血栓症の可能性がありますが、他の病気でも上昇するため、追加検査が必要です。

深部静脈血栓症の場合、血栓ができ、その後溶ける際にDダイマーという物質が血液中に現れます。Dダイマーの値が高いと、最近血栓ができて溶けた可能性があることを示すため、血栓症の可能性が疑われます。

すでに深部静脈血栓症と診断されている状態でDダイマーが上昇している場合には、血栓が増えている可能性、治療が不十分な可能性などが疑われます。

しかし、Dダイマーは深部静脈血栓症だけでなく、肝疾患、外傷、炎症、がんなど、他の病気でも上昇することがあります。そのため、Dダイマーが高い場合でも、それだけで深部静脈血栓症の確定診断ができるわけではありません。

もしDダイマーが高く、深部静脈血栓症の可能性がある場合は、超音波検査やCT検査などの追加の検査が必要になります。

Dダイマーが上昇していなければ、深部静脈血栓症の可能性は低いと判断できるため、除外診断には非常に有用です。

深部静脈血栓症のDダイマーとはなんですか?

Dダイマーは血栓が溶けると出る物質で、深部静脈血栓症の診断に用いる採血検査の項目のひとつです。

Dダイマーは、体内にできた血栓が溶けたときに出る物質です。

数値が高くなる場合には、血栓ができている状態(血栓がたくさんできて、それが溶けている状態)であることを意味します。

そのため、一般的には深部静脈血栓症などの血栓症では数値が高くなります。

しかし、Dダイマーは血栓症以外の病気(肝疾患、炎症、がんなど)でも数値が上がることがあるので、Dダイマーだけで深部静脈血栓症の確定診断はできません。

Dダイマーが高い場合には深部静脈血栓症の可能性を疑い、診断確定のために超音波検査やCTなど他の検査を行う必要があります。

Dダイマーが上昇していなければ、深部静脈血栓症の可能性は低いと判断できるため、除外診断には非常に有用です。

深部静脈血栓症のDダイマーを下げるにはどのような薬を使いますか?

抗凝固薬などの血栓を溶かす薬剤を用いて治療を行います。

深部静脈血栓症では、抗凝固薬を使い、新しい血栓の形成を防いだり、血栓を溶かす治療を行い、治療によって血栓が小さくなる・消失するとDダイマーは徐々に低下します。

ただし、深部静脈血栓症の目標はDダイマーを下げることではなく、血栓をなくすことであり、Dダイマーの数値は、あくまで血栓が減少・消失した際の指標のひとつに過ぎない点は知っておく必要があります。

抗凝固薬にはワルファリンや直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)、低分子ヘパリンなどの薬剤があります。

また、重症の場合や血栓が大きい場合には、血栓溶解療法が行われることもあります。

これは、血栓を直接溶かす薬を静脈内に投与する方法です。特に発症から48時間以内であれば、効果が期待できますが、出血のリスクが高いため、慎重に適応を判断します。

場合によっては、カテーテルを使用して、血栓を物理的に除去し、その後に血栓溶解薬を投与する方法も検討されることがあります。

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おだかクリニック 循環器内科 副院長

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