脂質異常症は治りますか?
脂質異常症は、食習慣をはじめとした生活習慣の改善で改善します。
食習慣をはじめとした生活習慣の改善で、脂質異常症も改善します。
以下は、脂質異常症改善のための具体的な対策です。異常値となった脂質の種類に合わせて実行すると、脂質の異常値が改善される効果が示されています。
飽和脂肪酸の摂り過ぎをやめる
飽和脂肪酸の摂り過ぎはLDLコレステロール高値の原因となります。肉の脂身や生クリーム、バター、ラードなどに多く含まれている飽和脂肪酸を摂り過ぎていると、脂質異常症の原因になることが知られています。
コレステロールの摂り過ぎをやめる
卵の黄身や魚卵の摂り過ぎはLDLコレステロール高値の原因となりますが、飽和脂肪酸ほどの影響はありません。コレステロールを摂り過ぎている人が控えると、LDLコレステロールが下がりやすくなります。
甘いもの、カロリーの摂り過ぎをやめる
中性脂肪は、砂糖や酒、油の摂り過ぎで高値となります。甘いものを控え、運動や減量に取り組むことで中性脂肪は低下し、HDLコレステロールは上昇します。
不飽和脂肪酸を摂る
イワシやサバなどの青魚に含まれるω-3系多価不飽和脂肪酸には、中性脂肪を下げる効果があります。
禁煙する
禁煙によってHDLコレステロールが上昇することがわかっています。
また、血液中のコレステロール値に対する影響は食事によるもの(外因性)が20%、代謝の働きによって作られるもの(内因性)が80%と言われています。食事療法でもコレステロール値が改善しない方は代謝機能が原因の可能性があり、そうした場合は食事などの生活習慣の改善に加えて、薬物療法が必要になることもあります。
脂質異常症の治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
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最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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(参考文献)
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