脂質異常症の家族に受診を促す方法はありますか?
脂質異常症の方に受診を促すポイントは、生活習慣と関連付け、検査のハードルを下げること等です。
脂質異常症の家族に受診を促す方法はいくつかあります。
まず、なぜ受診が必要なのかを理解してもらうことが大切です。脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる状態を指します。
これは自覚症状がないことが多いのですが、放っておくと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気につながる可能性があります。
これらの病気は命に関わることもあるので、早期発見と治療がとても重要です。
次に、具体的なリスクを伝えることも効果的です。
例えば、「お父さんのように脂っこいものが好きな人は、脂質異常症になりやすいんだよ」とか、「お母さんのように運動不足だと、コレステロール値が高くなりやすいんだ」といったように、家族の生活習慣と関連付けて説明すると、より理解しやすくなります。
さらに、検査のハードルを下げることも大切です。
「健康診断で簡単に調べられるよ」とか、「近所の病院でも検査できるよ」といったように、手軽に検査を受けられることを伝えると、心理的な抵抗感を減らすことができます。
また、「もし異常が見つかっても、薬や食事療法で改善できるから安心して」と、治療への不安も解消してあげましょう。
家族を心配する気持ちを伝えつつ、冷静に情報提供していくことが、受診を促すためのポイントです。焦らず、根気強く話してみてください。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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