耳下腺癌の各ステージまたは再発がんでは、それぞれどのような治療法がありますか?
耳下腺癌の治療の基本は手術です。
耳下腺癌は4つのステージに分けられ、治療は手術が根本的治療法であり、特に耳下腺癌では顔面神経の温存が手術後のQOLに大きく影響します。
ステージI・II
早期(ステージI・II)では、腫瘍の大きさにより、部分切除術、葉切除術、または、耳下腺全摘出が選択されます。
ステージIII・IV
進行期(ステージIII・IV)では、葉切除術または、耳下腺全摘出が行われます。周囲への浸潤がある場合は、耳下腺拡大全摘出術が考慮されます。
また、いずれのステージでも、がんが首のリンパ節に転移している場合や転移のリスクが高い場合は頸部郭清術(けいぶかくせいじゅつ)も考慮されます。
その他にも、手術によって完全に腫瘍を取り除くことができなかった患者さんは、術後治療として放射線治療が行われます。しかし、根本的な治療としての適応は少ないです。
再発または転移耳下腺癌
再発または転移耳下腺癌では、腫瘍の特徴により薬物療養が行われることがあります。例えば、腫瘍がHER2 陽性であればトラスツズマブ(ハーセプチン Ⓡ)が有効である可能性があります。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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