ハンセン病の場合、日常生活で気をつけることはありますか?

特別に制限はありませんが、適切な治療ができるよう医師の指示に従いましょう。

解説

ハンセン病に罹った場合、日常生活における特別な制限はありません。ハンセン病の治療開始後は感染力が速やかに低下し、通常の生活を送れるようになります。

適切な治療ができるように、以下のことを心に留めておきましょう。

  • 定期的な通院と服薬を継続し、医師の指示に従う
  • 皮膚や末梢神経の症状に注意を払い、変化があれば速やかに医師に相談する
  • 手足の感覚低下がある場合、怪我や火傷に注意し、セルフケアをを行う
  • 治療中や治療後に起こる可能性がある「らい反応」の症状(発熱皮疹の悪化、神経痛など)に注意し、発症時は速やかに医療機関を受診する

公開日

最終更新日

新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科

武井 悠香子 監修

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関連するQ&A

「ハンセン病」とはどのような病気ですか?

主に皮膚と末梢神経に影響を及ぼす、慢性の感染症です。

ハンセン病の原因は何がありますか?

らい菌への感染です。

ハンセン病ではどのような症状がありますか?

皮疹や感覚障害など、主に皮膚と末梢神経の症状が現れます。

ハンセン病には初期症状はありますか?

特徴的な皮疹と、皮疹に一致した知覚障害が起こることが多いです。

ハンセン病の場合、主にどのような治療をしますか?

多剤併用療法(MDT)と呼ばれる薬物療法を行います。

ハンセン病が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

まず皮膚科を受診するといいでしょう。

ハンセン病が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

触ったときに感覚が鈍い皮疹が現れたら、皮膚科を受診しましょう。

ハンセン病のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

ハンセン病は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

主にリファンピシン、ジアフェニルスルホン、クロファジミンの多剤併用で治療され、副作用があります。

ハンセン病で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

担当医に相談しましょう。

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