らい病とはどのような病気ですか?
現在は「ハンセン病」と呼ばれる慢性の感染症です。
らい病とは、現在は「ハンセン病」と呼ばれる慢性の感染症です。
以前は、らい菌という抗酸菌の一種によって引き起こされるため「らい病」と呼ばれていましたが、偏見や差別を助長することから現在は使われない名称です。
主に皮膚と末梢神経に影響を及ぼし、特徴的な症状として、知覚障害を伴う皮疹や末梢神経の肥厚、運動障害などが現れます。
診断は、臨床症状の観察、抗酸菌の検出、病原体のDNAを増幅して検出するPCR検査、病理組織検査などを組み合わせて行います。
かつては不治の病として恐れられていましたが、現在は非常に効果的な治療法が確立されている病気です。
公開日:
最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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「ハンセン病」とはどのような病気ですか?
主に皮膚と末梢神経に影響を及ぼす、慢性の感染症です。
ハンセン病の原因は何がありますか?
らい菌への感染です。
ハンセン病ではどのような症状がありますか?
皮疹や感覚障害など、主に皮膚と末梢神経の症状が現れます。
ハンセン病には初期症状はありますか?
特徴的な皮疹と、皮疹に一致した知覚障害が起こることが多いです。
ハンセン病の場合、主にどのような治療をしますか?
多剤併用療法(MDT)と呼ばれる薬物療法を行います。
ハンセン病が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
まず皮膚科を受診するといいでしょう。
ハンセン病が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
触ったときに感覚が鈍い皮疹が現れたら、皮膚科を受診しましょう。
ハンセン病のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
ハンセン病は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
主にリファンピシン、ジアフェニルスルホン、クロファジミンの多剤併用で治療され、副作用があります。
ハンセン病で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
担当医に相談しましょう。
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