らい病とはどのような病気ですか?
現在は「ハンセン病」と呼ばれる慢性の感染症です。
らい病とは、現在は「ハンセン病」と呼ばれる慢性の感染症です。
以前は、らい菌という抗酸菌の一種によって引き起こされるため「らい病」と呼ばれていましたが、偏見や差別を助長することから現在は使われない名称です。
主に皮膚と末梢神経に影響を及ぼし、特徴的な症状として、知覚障害を伴う皮疹や末梢神経の肥厚、運動障害などが現れます。
診断は、臨床症状の観察、抗酸菌の検出、病原体のDNAを増幅して検出するPCR検査、病理組織検査などを組み合わせて行います。
かつては不治の病として恐れられていましたが、現在は非常に効果的な治療法が確立されている病気です。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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