ハンセン病になると、顔が崩れるのですか?
症状で顔が変形する可能性がありますが、崩れるわけではありません。
ハンセン病が、顔の変形を引き起こすという誤解は広く存在しますが、実際に病気そのものが「顔を崩す」わけではありません。
主に皮膚と末梢神経に症状が現れるため、その影響を受けることがあります。
顔が変形する可能性としては、以下のような症状が考えられます。
- 神経障害:末梢神経を損傷し、顔の筋肉の麻痺がおこるために、表情が制限されて外観が変化する可能性があります
- 皮膚病変:症状が進行すると、顔に結節や浸潤性の病変が現れ、輪郭が変形する可能性があります
早期発見・早期治療で外見の変化も予防できます。
偏見や誤解をなくすため、1人ひとりが正しい知識を持ちましょう。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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