ハンセン病の症状として、どのような見た目になるのですか?
初期の場合は顔や手足、体幹に白斑、紅斑、環状紅斑と呼ばれるさまざまな様子の皮疹ができます。
初期の場合は顔や手足、体幹に白斑、紅斑、環状紅斑と呼ばれるさまざまな様子の皮疹ができます。
さらに、末梢神経障害から起こる運動障害で手や足の指の変形や筋萎縮、自律神経障害から生じる発汗障害による皮膚の乾燥などが見た目に現れることがあります。
症状が進行すると、皮疹に加えて鼻の軟骨が壊死して起こる鞍鼻(鼻の形状が馬の鞍のように中央部分が凹んだ状態)、眉毛が抜けるなどの顔面の変形や爪の変形、指の短縮などの四肢の変形が起こることもあります。
ハンセン病は早めに治療を受けることで進行を防ぐことができます。治療が遅れると、上記のような症状が進行する可能性があります。
疑わしいと思ったら、早期受診を心がけましょう。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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