副乳が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

乳腺外科や形成外科など、乳房や腫瘤の診療を行う専門の医療機関を受診してください。

【受診が必要な理由】

副乳(ふくにゅう)の組織は正常な乳腺組織ですが、副乳は主に脇の下にしこり(皮下腫瘤)として現れるため、そのしこりが単なる副乳組織なのか、あるいは治療が必要な病変なのかを区別するための専門的な診断が必要です。

【適切な専門科】

副乳や副乳に生じた病変の検査・診断・治療を行う主な専門科は以下の通りです。

1. 乳腺外科(または外科)

  • 副乳に見つかったしこりが、癌化していないか、他の病気ではないかを調べます。
  • 乳腺の専門家として、超音波検査や組織の一部を調べる検査(生検)などを実施し、悪性が疑われた場合の確定診断や手術治療(局所広範囲切除術など)を行います。

2. 形成外科

  • 副乳は「生まれつきの病気」の一つとして形成外科で扱う疾患に含まれています。
  • 症状があり治療が必要な場合や、切除手術が必要と判断された場合に対応します。

【診断と治療の進め方】

副乳が疑われる場合、医師は全身検索を行い、しこりが副乳の組織であることを確認するとともに、他の臓器からの転移ではないことや、周囲に正常な乳腺組織があることなどを確認して診断します。外科的な治療が必要かどうかは、痛みや腫れ、悪性化の懸念など、医学的な必要性に基づいて医師が判断します。

ユビーAIパートナーユビーAIパートナーに聞いてみよう

副乳について、特に知りたいことは何ですか?

利用規約プライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。

関連する病気と症状

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

副乳

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

公開日

最終更新日

日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
医療AIに不調を相談

医療AIパートナー ユビー

24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです

無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。