クローン病では、手術などの治療で必要な入院期間はどのくらいですか?
入院が必要な期間は治療・手術の内容や患者さんの病状により異なります。
入院期間は治療や手術の内容、患者さんの病状により異なります。 手術が必要な場合、通常の入院期間は1〜2週間程度ですが、個人差があります。
クローン病の治療はお薬などの内科治療が中心となり、基本的には外来での治療が可能です。しかし、腸閉塞や穿孔、膿瘍などの合併症が起きている場合は手術が必要となることもあります。
クローン病によって腸が炎症を繰り返した結果、腸が狭くなり、食べたものが全く通らなくなると腸閉塞になり、何を食べても吐いてしまいます。
比較的軽症の腸閉塞であれば、入院し絶食、点滴治療で改善することもありますが、外科手術が必要となる場合もあります。クローン病の手術には腸の一部を切除する手術や、狭窄部を広げる手術などがあります。
また、炎症により腸に穴が開き、腸の内容物が腹腔に出てしまうこともあります。これを腸管穿孔と言います。この合併症は命に関わることもあり、ただちに外科手術が必要になります。
手術後の回復には個人差があり、栄養管理や感染症予防が重要です。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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