PFAPA症候群ではどのような症状がありますか?
3~6日ほど続く39℃以上の高熱が、月に一度ほど生じます。また、喉やリンパ節の腫れ、口内炎なども現れます。
PFAPA症候群は、周期性発熱、アフタ性口内炎、咽頭炎/扁桃炎、頸部リンパ節炎を主症状とする症候群です。
主な症状は以下の通りです。
周期性発熱
3~6日ほど続く39℃以上の高熱が、月に一度ほど生じます。PFAPA症候群の患者さんのほぼ100%に生じます。
アフタ性口内炎
1cm程度の口内炎が、咀嚼してあたる部分(普通の口内炎ができる部位)以外にも現れます。PFAPA症候群の患者さんの50%程度に見られます。
咽頭炎・扁桃炎
扁桃腺の発赤や腫れが見られます。発熱とともに重要な症状で、PFAPA症候群の患者さんの90%以上に見られます。
頚部リンパ節炎
両側の頸部リンパ節が2〜3cm程度に腫れて、圧痛も伴います。PFAPA症候群の患者さんの53〜94%程度に見られます。
また、そのほかには下痢や腹痛、筋痛などを伴う場合もあります。
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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