子宮体癌の遺伝子治療とはどのようなものですか?
子宮体癌の遺伝子治療は、原因と考えられるがん細胞の遺伝子異常などをターゲットにした治療法です。
子宮体癌の遺伝子治療は、通常の化学療法などでの治療が難しい患者さんに対して、がん細胞の遺伝子変異の状態を解析しながら、有効な薬物療法を選択していく治療法のことです。
例えば、子宮体癌においては、特に高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)、あるいは DNAミスマッチ修復機能欠損(dMMR)といった遺伝子の異常が認められることが多く、そのような患者さんにおいては、ペムブロリズマブという免疫チェックポイント阻害剤(免疫の腫瘍細胞に対する攻撃力を高める)が有効とされています。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
子宮体癌
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ