変形性関節症の発症が多い部位を教えてください。
体重のかかる膝関節や股関節、指の関節、脊椎(首や腰)などに多く見られます。
変形性関節症は、日常的に繰り返し負担がかかる関節に多く発生する傾向にあります。
最も頻繁にみられるのは膝関節です。膝は歩行や立ち上がりなど、常に体重を支えるため負担が大きい部位です。
次に多いのは股関節で、こちらも体重を支える重要な関節であり、加齢や負担によって変形が進みやすい傾向にあります。
また、指の関節、特に指先に近い第一関節(DIP関節)やその隣の第二関節(PIP関節)にも多く見られ、遺伝的な要素や細かい手作業などの負荷が影響すると考えられています。
さらに、首の骨である頸椎や腰の骨である腰椎といった脊椎にも発生し、神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こすことがあります。
これらの関節以外にも、足関節や肘関節、肩関節など、他の関節にも発生する可能性はありますが、膝や股関節、指に比べると頻度は低いとされています。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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