「変形性関節症」とはどのような病気ですか?
関節の軟骨がすり減り、骨が変形して痛みや動きの制限が生じる病気です。
関節の表面を覆い、クッションの役割や滑りを良くする働きを持つ関節軟骨が、加齢や長年の負担によって徐々にすり減っていく病気です。
軟骨が摩耗し薄くなると、関節を構成する骨同士が直接こすれ合うようになり、その結果、痛みや炎症の原因となります。
病状が進むと、軟骨の下の骨が厚く硬くなったり(骨硬化)、関節の縁に骨の突起(骨棘:こつきょく)ができるなどして、関節全体の形が変形していきます。
また、関節を包む袋(関節包)や、周囲の靭帯・筋肉などの組織にも、軟骨の変性や関節の不安定化に伴って、二次的な炎症や変化が生じることがあります。
これらの変化により、関節の動きが悪くなり(可動域制限)、日常生活に支障をきたすようになります。
主に体重のかかる膝や股関節、また指の関節などに多く見られます。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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