胸膜肥厚が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
呼吸器内科を受診しましょう。
胸膜肥厚が疑われる場合、肺や胸膜の病気を専門とする呼吸器内科を受診するのが最も適切です。
特に、健康診断の胸部X線検査で異常を指摘された場合は、直接、呼吸器内科へ行くことをおすすめします。原因としてアスベスト(石綿)が考えられる場合も、同科が専門となります。
近くに呼吸器内科がない場合には、まず身近な内科に相談し、そこから専門医へ紹介してもらうという流れでも問題ありません。
胸膜肥厚は、肺を包む膜が厚くなる状態で、息苦しさや胸の痛みを引き起こすことがあります。症状が軽くても、放置すると他の病気と関係することもあるため、早めの受診が大切です。気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診し、医師へ相談するようにしましょう。
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(参考文献)
Leung AN et al. CT in differential diagnosis of diffuse pleural disease. AJR Am J Roentgenol. 1990, 154, 487-92.
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Downer NJ et al. Investigating pleural thickening. BMJ. 2013, 346, e8376.
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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
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