眼精疲労で目の奥が痛い場合の対処法を教えてください。
目の奥が痛む場合は、正しく対処しましょう。
眼精疲労によって目の奥が痛む場合は、以下のような対処法が効果的です。
1. 目を休める
長時間のパソコンやスマートフォンの使用は、目の酷使につながります。
1時間作業したら10〜15分休憩する、「20‐20-20ルール」(20分ごとに20フィート(約6m)先を20秒見る)も有効です。
2. 温罨法(おんあんぽう)
目の奥の血流を改善するために、蒸しタオルや市販の温熱アイマスクで目元を温めましょう。目の筋肉が緩み、疲労が和らぎます。
3. 目薬の使用
ドライアイ用の人工涙液や、ビタミンB12配合の眼精疲労用目薬が効果的な場合があります。医師と相談のうえ、使用を検討してください。
4. 正しい姿勢と環境調整
照明の明るさ、画面の位置、文字サイズなど、作業環境を整えることで、目の負担を減らせます。
また、眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていないと疲れが悪化するため、見直すことも重要です。
5. 十分な睡眠と栄養
目の回復には睡眠が不可欠です。特にビタミンB群やアントシアニン、ルテインなどを含む食品も眼精疲労の軽減に効果があるとされています。
6. 眼科の受診
目の奥の痛みが長く続く場合や、片側だけ強く痛む、視力の異常を伴うなどの場合は、眼精疲労以外の疾患(眼窩炎、視神経炎、緑内障など)の可能性もあるため、眼科での診察を受けましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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