SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の場合、主にどのような治療をしますか?
点滴・輸血・臓器サポートといった支持療法を基本とし、必要時に抗ウイルス薬を用います。
SFTSには現時点で特効薬やワクチンがないため、治療は支持療法が基本になります。具体的には、点滴で水分や電解質を補う、血小板や赤血球が減少した場合は輸血を行う、腎臓や肝臓の機能が低下すれば透析や肝保護療法を行うといった、体を支える治療が中心です。
また、細菌の二次感染を防ぐための抗菌薬投与や、発熱・吐き気を和らげる薬の使用も行われます。重症例では集中治療室での全身管理が必要になることもあります。そのため、症状が出た場合には早期に入院し、頻回に血液検査やバイタルサインをチェックすることが推奨されています。また、2024年6月に抗ウイルス薬(ファビピラビル)が承認され、病状の進行が予想される場合に投与が検討されます。
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京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
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