SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の予防のため、マダニに刺されないための対策は何かありますか?
肌の露出を少なくする、マダニを見つけやすい色の服を選ぶ、虫除け剤の使用、屋外活動後の確認などが挙げられます。
SFTSを予防するには、マダニに刺されないようにすることが最も重要です。特にマダニの活動が活発な春から秋にかけては注意が必要です。
具体的な対策としては、以下の点が挙げられます。
具体的な対策
肌の露出を少なくする
草むらや藪などマダニが多い場所に入る際は、長袖・長ズボンを着用し、シャツの裾はズボンの中に入れ、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れるようにしましょう。サンダルなど肌を露出する靴は避け、足を完全に覆う靴を履きましょう。帽子や手袋を着用し、首にはタオルを巻くのも効果的です。
服装の色
マダニを見つけやすい明るい色の服を選ぶことをおすすめします。
虫よけ剤の使用
DEET(ディート)やイカリジンという成分が含まれた虫よけ剤も補助的な効果があると言われています。
活動後の確認
屋外活動から帰ったあとは、入浴して全身、特に首、耳、脇の下、足の付け根、手首、膝の裏などにマダニがついていないか確認しましょう。
ペットの対策
ペットにもマダニがつくことがあるので、散歩後にはペットの体をチェックし、必要であれば獣医師に相談して、ダニ駆除剤を使うことも有効です。
また、国立健康危機管理研究機構から公開されている『マダニ対策、今できること』というパンフレットも参考になると思います。
もし、マダニに刺されているのを見つけた場合は、無理に自分で引き抜こうとせず、必ず皮膚科などの医療機関を受診して取り除いてもらいましょう。
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
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