「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」とはどのような病気ですか?
SFTSウイルスを持ったマダニに刺されることで人にうつる感染症です。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS: Severe fever with thrombocytopenia syndrome)とは、SFTSウイルスという病原体によって引き起こされる感染症です。この病気は主に、SFTSウイルスを持ったマダニに刺されることで人に感染します。
日本では、2013年に最初の患者さんが確認されて以来、毎年患者さんが報告されており、近年では年間100人を超えています。特に西日本を中心に広がっていますが、近年では東日本など、患者さんが確認された地域は増えており、日本国内に以前から存在していたウイルスだと考えられています。
SFTSにかかると、発熱やだるさ、お腹の症状などが主な初期症状として現れ、場合によっては重症化して命に関わることもあります。なおこの病気は、感染症法という法律で「四類感染症」に分類されています。これは、主に動物等を介してヒトに感染する病気で、黄熱病や狂犬病と同じ分類です。
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
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