更年期の胃痛の特徴を教えてください。
ホルモンバランスの変化によって症状が出現することもあります。
胃痛は一般的な症状で、さまざまな年代の患者さんで頻繁にみられる症状です。原因としては、胃炎や胃潰瘍のほか、胆石症や慢性膵炎など、その他の臓器の問題である場合もあります。
更年期には、女性ホルモンの減少に伴い、自律神経のバランスが乱れやすくなります。その影響で胃腸の働きに変化が起こり、胃腸の症状が出現する場合があります。
具体的には、食欲不振や胃もたれ、胸やけといった消化不良のような症状や、胃の痛みを感じる場合があります。
また、胃粘膜の機能も年齢とともに低下する傾向があるため、若いころは平気だった脂っこい食事や辛い物、アルコール、カフェインなどで胃が荒れることもあります。
更年期の胃痛は、ホルモンバランスの変化による自律神経症状のひとつである可能性がありますが、胃カメラなどの検査で、その他の病気が隠れていないかを確認することも大切です。
症状が続く場合には、消化器内科や婦人科で相談することをおすすめします。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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