足の裏が痛まないようにするために、日常生活で気をつけることはありますか?
足への負担を軽くすることが大切です。インソールを利用したり、足の形に合った靴を着用することを心がけましょう。
日常生活上では、次のようなことに気をつけてみましょう。
足の形に合った靴を履く
足の形に合った靴を履くことが大切です。かかとが横からしっかり支持され、アーチ部分はある程度固さがあり、つま先側はきつすぎない靴(ウォーキングシューズなど)がおすすめです。
一般的に避けたほうがよいのは、下駄やサンダル、フラットシューズのように底が平らな形の靴・履き物や、ハイヒールやミュールのようにかかとだけが高くて足が反ってしまう形の靴です。靴によっては、インソールを使用することで足の負担を減らすこともできます。
足裏のストレッチをする
かかとの痛みの原因としてよく見られる「足底腱膜炎」という病気は、足裏のストレッチで予防・治療することができます。足の指からかかとまでを反らすようなストレッチを行いましょう(こちらのページでやり方を紹介しています)。
適切な体重を維持する
体重が増えることで足にかかる負荷が高まると、さまざまな病気の原因になるだけでなく、転倒した際に骨折もしやすくなります。体重を増やさないように気をつけましょう。
立ち仕事やスポーツの負担に気をつける
立ち仕事が長くなると、それだけ足にかかる負担が大きくなります。スポーツも同様ですが、特にランニングやジャンプを多く伴うスポーツでは、大きな負担の蓄積から疲労骨折を起こすことがあるため、気をつけましょう。
長時間のデスクワークや重量物の持ち運び作業に気をつける
腰からくる神経痛で痛みが出ることがあります。腰に負担がかかる長時間のデスクワークや、重量物の持ち運び作業に気をつけましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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