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足の裏の痛みに有効なマッサージやケアはありますか?
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
足の裏の痛みの改善に有効なストレッチや運動があります。
解説
足裏の痛みの原因となる病気の改善には、次のようなストレッチや運動が有効です。
アキレス腱のストレッチ
アキレス腱を伸ばすストレッチを行うと、ふくらはぎや足裏の筋肉の動きが良くなり、扁平足や足底腱膜炎の改善につながります。
足の裏のストレッチ
足の裏全体を反らすようなストレッチを行うことで、足底腱膜炎に改善につながります。具体的なストレッチのやり方を2つ紹介します。
ストレッチその1
- 椅子などに座り、かかとを片方の手で、つま先をもう片方の手で掴む。
- かかとを掴んだまま、つま先をもう片方の手で手前にグーッと反らすようにして、足の裏をゆっくり伸ばす。
- 足の裏を伸ばした状態を、約10秒間キープする。
ストレッチその2
- 壁際に立って両手を壁につき、足の指の付け根から指先までを壁にくっつけるようにする。
- そのまま足を床に下ろし、足の裏を無理なく反らすように伸ばす。
- 足の裏を伸ばした状態を、約10秒間キープする。
足のグーパー運動
足の「グーパー運動」を行うことで、足のアーチを支える筋肉が鍛えられ、扁平足や外反母趾の予防や改善につながります。足の力で足の指を外側に開いて「パー」を作る運動と、足の指を内側に寄せつつ曲げて「グー」を作る運動を、1日30回×2セット行うと効果的です。
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(参考文献)
関連する質問
足底腱膜炎の治療中に日常生活で気を付けることはありますか?
激しい運動を避け、安静にしましょう。ストレッチや、痛む箇所を冷やす事も効果的です。
足の裏が痛まないようにするために、日常生活で気をつけることはありますか?
足への負担を軽くすることが大切です。インソールを利用したり、足の形に合った靴を着用することを心がけましょう。
足底腱膜炎の治療開始から治るまでの流れを教えてください。
運動を一定期間休むことで、数ヶ月程度で治る場合がほとんどです。
足底腱膜炎はどのようにして診断しますか?
医師が痛む箇所について細かく診察をします。画像検査を行う場合もあります。
足底腱膜炎が疑われる場合、どのような検査を行いますか?
医師による診察・問診が主で、場合によって超音波検査やX線検査、MRI検査で足の状態を確認します。
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