足の裏が痛い
「足の裏が痛い」とは、土踏まず・かかと・足指の付け根など足の裏にジンジンする等の痛みを感じる症状を指します。原因によってさまざまな痛みの感じ方があり、放置すると歩行困難になるような重大な病気の可能性もあります。急に痛み出した場合、腫れている場合、熱を持っている場合、痛みが続く場合などは整形外科や皮膚科を受診しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
おすすめのQ&A
もっと見る受診について
痛みが続く場合は専門医の診察を受けることをおすすめします。
基本的には整形外科を受診しましょう。ただし、皮膚にも明らかな異常がある場合には、皮膚科を受診してください。
どの部位がいつから痛むのか、痛むきっかけがあったか、仕事や運動で足に負荷がかかる習慣があるかなど、できるだけ詳しく説明しましょう。
強い痛みや腫れが突然生じたり、赤みや熱を持っていたりする場合には早めに受診しましょう。痛みが長く続く時や見た目の異常がある時も受診してください。
治療について
病気について
ストレスによる筋肉の緊張や姿勢の悪化が、足の裏の痛みへ間接的に影響することがあります。
痛みを感じる箇所によって、原因となる病気が異なる場合があります。
糖尿病、痛風などは足の裏の痛みの原因となることがあります。
親指の付け根の内側が突き出ており、靴に当たる時などに親指の裏側の強い痛みや痺れがある場合、外反母趾が原因となっている可能性が高いです。
暴飲暴食をした後に、足の親指の付け根が腫れて痛む場合、痛風の可能性が高いです。
大人になって扁平足が始まった場合、足の裏の痛みの原因になります。一方で、幼少期から扁平足がある場合には、あまり痛みを感じないことが多いです。
怪我で骨折した場合や、走るなどの習慣によって疲労骨折した場合に足の裏が痛むことがあります。
土踏まずの痛みの原因には扁平足があります。足底腱膜炎の症状の一部のこともあります。
日常生活では、靴や体重増加、立ち仕事、スポーツなどに気をつけましょう。
病気を原因によって大きく分けると、外傷、変性疾患、オーバーユース、神経障害、細菌感染症、関節炎などがあります。
症状について
薬について
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