足の裏の痛みがある場合に、受診する目安を教えてください。
強い痛みや腫れが突然生じたり、赤みや熱を持っていたりする場合には早めに受診しましょう。痛みが長く続く時や見た目の異常がある時も受診してください。
骨折や細菌感染症の場合には、早急な治療が必要となります。治療を行わないと、病気が悪化することがあるからです。
骨折の可能性がある場合
転んだ・ぶつけた・ひねったなどの怪我をきっかけに、ズキンズキンとする拍動するような痛みや腫れ、内出血が出てきた場合は、骨折の可能性が高くなります。そのまま動かし続けてしまうと損傷がより広がってしまうため、早急に受診しましょう。
細菌感染症の可能性がある場合
赤みや腫れ、熱を持っている場合に細菌感染症の可能性が高くなります。膿が出てくることもあります。早急な抗生物質による治療を行わないと、細菌感染が拡がって重症化することがあります。
その他の場合
一方で、長引く痛みや、徐々に悪化する痛みでは、まずは原因をはっきりさせてから対処する必要があります。できるだけ早めに整形外科の受診を検討しましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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足の裏が痛まないようにするために、日常生活で気をつけることはありますか?
足への負担を軽くすることが大切です。インソールを利用したり、足の形に合った靴を着用することを心がけましょう。
足の裏の痛みがあることについて、どのように医師に説明したらよいですか?
どの部位がいつから痛むのか、痛むきっかけがあったか、仕事や運動で足に負荷がかかる習慣があるかなど、できるだけ詳しく説明しましょう。
足の裏が痛む箇所によって、病気の種類に違いはありますか?
痛みを感じる箇所によって、原因となる病気が異なる場合があります。
一般的にどのような薬を飲んで足底腱膜炎の治療をするのでしょうか?
痛み止めや炎症を抑える内服薬や外用薬を使う場合があります。
足の裏が痛む原因に、骨折の可能性はありますか?
怪我で骨折した場合や、走るなどの習慣によって疲労骨折した場合に足の裏が痛むことがあります。
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