指しゃぶりのセルフチェックはできますか？

指しゃぶりは家庭で簡単に観察し、セルフチェックすることができます。ポイントは行動の頻度や状況、身体への影響を確認することです。

• 頻度や持続時間の確認（1日のうちどのくらいの時間指しゃぶりをしているか）
• 生活・心理的状況の確認（寝る前や退屈なときに特に多いか、ストレス、不安、疲労、環境変化などによって増えていないか）
• 歯や口の確認（前歯が前方に出ていないか、かみ合わせが変わってきていないか、特定の発音が難しくなっていないか）
• 指先や爪の確認（赤みや腫れ、傷、タコなどができていないか）
• 指しゃぶり以外の自己慰安行動の確認（髪を触る、手を噛むなどがないか）

観察で変化があれば、歯科や小児科で相談しましょう。

家庭でのセルフチェックは、早めに問題に気づくための目安になります。ただし、異常があるかどうかの最終判断や、歯並びへの影響については小児科や歯科の専門家に相談することが重要です。セルフチェックの記録を簡単にメモしておくと、受診時に医師に状況を伝えやすくなります。特に4歳以上の子どもで気になる兆候が続く場合や合併症が現れた場合は、小児歯科医に相談することをおすすめします。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、指しゃぶりによる影響が出ていないかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。