花粉症は昔はなかったのですか?なぜ増えたのですか?

日本で初めて花粉症の報告がされたのは1961年で、花粉飛散量の増加が主な増加の原因です。

解説

日本における最初の花粉症の報告は、1961年のブタクサ花粉症の報告です。春の花粉症の主な原因であるスギ花粉症は、1963年に初めて報告されました。

花粉症増加の原因

  • 花粉飛散量の増加

スギ花粉飛散量の増加がスギ花粉症の増加の主な原因と考えられています。スギは戦後全国の山林で広く植林され、30年以上になると花粉生産能力が高くなるため、その後、徐々に花粉症は増加しました。

その他にも花粉症増加の原因には、以下のようなものがあります。

  • 大気汚染の増加
  • ストレスの増加
  • 慢性副鼻腔炎の減少

花粉症のことや治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。

また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。

公開日

最終更新日

真生会富山病院 耳鼻咽喉科

阿河 光治 監修

関連する病気と症状

(参考文献)

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

花粉症

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

関連するQ&A

「花粉症」とはどのような症状ですか?

花粉が飛ぶ季節になると、くしゃみや鼻水、鼻づまりの他、目のかゆみや集中力の低下、不眠などの症状が出ます。

花粉症の原因として、何が考えられますか?

スギやヒノキ、イネ、カモガヤ、ブタクサやヨモギ、シラカンバなどの花粉が原因でアレルギー反応が起こります。

花粉症以外に可能性のある病気はありますか?

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)以外に、ダニやカビ、ハウスダストなどによる「通年性アレルギー性鼻炎」でも同様の症状が起こります。

花粉症になりやすい人の特徴は何ですか?

生後間もない期間に多くの花粉にさらされると、花粉症になりやすいと言われています。

【2025年春版】花粉症の時期はいつからいつまでですか?

春の花粉症の時期は2月から5月ごろまでです。

秋の花粉症はありますか?

ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの花粉は、8月下旬~10月をピークに飛散します。

冬の花粉症はありますか?

スギは2月から、ヒノキは3月から花粉が飛散します。

花粉症の場合、どの診療科を受診したらよいですか?

耳鼻咽喉科や花粉症外来を受診しましょう。

花粉症の場合の医療機関を受診する目安を教えてください。

花粉症でつらい、鼻水やくしゃみなどの花粉症の症状が悪化していると感じたら、迷わず受診しましょう。

花粉症治療に使われる予防注射の種類と特徴、費用の相場が知りたいです。

重症の花粉症に対しては「ゾレア」という注射薬を使用します。

関連する病気と症状
気になる症状はユビーアプリで簡単チェック
初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

さっそく調べる
医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

病院を探す
治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

さっそく調べる
ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。

詳しくはこちら