味覚障害が続く場合、病院に行くべきですか?
味覚障害が続く場合は、病院に行くことをおすすめします
味覚障害が続く場合は、病院に行くことをおすすめします。
味覚障害の原因には、
- 口の中の乾燥
- 突発性(明確な原因が不明)
- 亜鉛の不足
- 薬剤性(特定の薬の副作用)
- 感冒後(風邪やインフルエンザの感染後など)
- 心因性(ストレス、不安)
などがあります。
中でも口の中の乾燥が原因の場合、口腔ケアが有効といわれていますが、その他の原因の場合は病院を受診し、適切な診断を受け治療を行うことが大切です。
原因に応じて以下のような治療方法があります。
亜鉛補充療法
亜鉛欠乏が原因の場合、亜鉛製剤の内服が有効です。亜鉛の補充は、特発性味覚障害や薬剤性味覚障害にも効果がある場合があります。
ストレス管理
心因性の味覚障害には、心理療法やストレス軽減法が効果的です。場合により抗不安薬が有効な場合もありますが、医師の診断のもと処方される必要があります。
漢方薬
一部の漢方薬が味覚障害に効果を示す場合があります。症状に応じた漢方薬の使用が推奨されることもあります。
自己判断での治療は避け、医師と相談しながら進めることをおすすめします。
公開日:
最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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「味覚障害」とはどのような症状ですか?
味覚が低下し、通常の味が分からなくなる症状を指します。
味覚障害の原因として、何が考えられますか?
血液内の亜鉛不足や薬の副作用、風邪、味覚障害を伴う全身性の病気など、様々な原因が考えられます。
味覚障害がある場合、主にどのような病気が考えられますか?
多くは亜鉛の不足によって生じると考えられています。
味覚障害がある場合、どの診療科を受診したらよいですか?
まずは耳鼻咽喉科を受診しましょう。
味覚障害がある時の受診の目安を教えてください。
症状が長引く場合や他の症状も見られる場合は、受診を検討しましょう。
新型コロナウイルス感染症が原因の味覚や嗅覚障害はどのくらいで治りますか?
1ヶ月で半分以上の方が治ると考えられます。
うつ病が原因で味覚障害になることはありますか?
うつ病をはじめとした精神的なストレスで味覚障害が生じることがあります。
味覚障害は自然に治りますか?
風邪の後の味覚障害などは一時的なことが多く、自然に改善することが期待できます。
ストレスが原因で味覚障害になることはありますか?
ストレスが原因で味覚障害となることがあり、特に中高年の女性に多いとされています。
味覚障害のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
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