高齢者の場合の排尿障害の特徴を教えてください。

ご高齢になると、加齢や合併症により排尿障害が増え、特に男性では尿閉のリスクが上がります。

解説

一般的に、加齢に伴って持病や常用薬が増えると、排尿障害をきたすような神経因性膀胱や低活動膀胱の発生率が増加するため、排尿障害が起こりやすくなります。

特に、以下のようなものがあると、より重症の排尿障害である尿閉が起こりやすいと報告されています。

  • 糖尿病高血圧などの発生
  • 抗コリン薬や麻酔薬など膀胱の機能に影響する薬剤の使用
  • 便秘
  • 認知機能の低下
  • ADL(日常生活動作)の低下

また、性別によってもいくつかの特徴があります。

高齢男性の特徴

前立腺肥大症の有病率は加齢とともに増加し、40〜50歳代で約2%ですが、60歳代で約6%、70歳代では約12%と報告されています。
そのため、高齢男性では前立腺肥大症の進行に伴い排尿困難が増加し、尿閉のリスクも高まります。

高齢女性の特徴

女性では、閉経後のホルモンバランスの変化や骨盤臓器脱が排尿障害の要因となります。
尿閉の発生率は男性よりも低いものの、加齢に伴い膀胱や尿道の支持組織が弱まり、排尿困難や排尿障害による残尿の増加につながる可能性があります。

治療や排尿障害について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。

また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。

公開日

最終更新日

東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科

秋元 隆宏 監修

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