おしっこがが我慢できない場合の対処法を教えてください。

症状が持続する場合は、膀胱の病気など蓄尿障害があるかもしれないので、病院に行って検査しましょう。

解説

尿が我慢できない、尿が勝手に出てしまうという症状は医学的には尿失禁と言います。

尿失禁にはいくつもの種類があり、 代表的なものとして、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、溢流性尿失禁、機能性尿失禁があります。

その種類によって以下のように対処法がありますので、症状が気になる場合や続く場合は、我慢せず泌尿器科を受診しましょう。

切迫性尿失禁

突然強い尿意を感じ、トイレに間に合わず漏れてしまうタイプです。
膀胱が過剰に収縮する過活動膀胱が原因であることが多く、β3作動薬や抗コリン薬といったお薬が有効です。

腹圧性尿失禁

やくしゃみ、笑ったときなど、お腹に力が入ることで尿が漏れるタイプです。
尿道を締める筋肉が弱まったり、膀胱と尿道の位置関係で起こることがあります。
骨盤底筋トレーニングやβ2作動薬が有効です。

溢流性尿失禁

尿が膀胱内にたまりすぎて少しずつ漏れてしまう状態で、前立腺肥大症神経因性膀胱で尿閉が持続して起こることが多いです。
カテーテルによる導尿や薬物療法が必要になります。

機能性尿失禁

尿意を感じていても認知機能の低下や運動障害などにより、トイレまで間に合わず漏れてしまうタイプです。
トイレのタイミングの調整や介助の工夫などが有効です。

また、膀胱癌や膀胱結石などのまれな病気が膀胱を刺激している可能性もあるため、自己判断で市販薬やパッドに頼るだけではなく、一度泌尿器科を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

詳しい尿失禁の説明は『「尿漏れ」とはどのような症状ですか?』もご参照ください。

治療や排尿障害について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。

また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。

公開日

最終更新日

東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科

秋元 隆宏 監修

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